設立趣意

本学会は平成2年、癌患者の在宅治療ということで、在宅癌治療研究会を発足させ検討してまいりました。

そして、平成11年より「日本在宅医療研究会」、平成20年より「日本在宅医療学会」と名称を変更し、癌のみならず、対象を幅広く取り上げることになりました。学術集会を通じて実情に則した意見の交換を行い、将来の展望などを討論したいと考えております。

在宅医療は年々、その重要性が高まり、国民からのニーズも増大しております。

しかし、その十分な実施にはまだまだ多くの問題が残されております。病院のスタッフの問題、看護職の問題、家庭の問題、告知の問題、経済的な問題、薬剤や器材の問題をはじめ、保険制度も十分とはいえません。これら諸問題解決のためには、医師、看護職、その他医療従事者の側だけでなく、行政を含めた社会基盤の整備が必要であります。

本学会は在宅医療について、広く各界からの討議を頂き、それによって進歩、向上をはかることを目的としております。また、平成27年1月より正式に一般社団法人として活動していきます。